ネット掛け作業

平成15年撮影

これがパッカー(留め具)

Q:これは何でしょう?

A:風でビニールが飛ばない様に、まえかせん(ビニール紐)で固定する道具です。

今年はこれ!
いままでは、まえかせん(ビニール紐)がこすれて切れやすかったですが、これならOK!

沼尻農園はハチ君たちで受粉しています。



さくらんぼ収穫

平成12年撮影

今年の作柄は平年よりも良くないですね!割れたのが多くて”ショック”。
でも味は平年並みにGOOD、美味しいよ!

割れてしまって商品にはなりません。
甘味が多すぎると割れやすくなったり、雨が多すぎても割れやすい。
ほおっているとそこからカビが生えてきます。
でも写真の状態すぐの状態で食べると美味しいんだよ!

これが”はいもち病”。
菌なのでほおっていると近くのさくらんぼに伝ってしまう。
これを一個一個排除しなければならない。



さくらんぼハウスビニール掛け・ネット掛け作業

こんな高い所に上ってするんだ!地上3メートル
あ!後ろに見えているのはラ・フランス
側面のネットを張る
側面のネットを張る
これがパッカーで留めているところ。

ビニールを張る

(1) ロール上になったビニールをパイプで組んだハウスの20センチ位の渡り板の所までハシゴを使い担いで持っていきます。

(2) ビニールの中の芯を利用し、ハウスの渡り橋の所に等間隔で置いていきます。その芯をローラー代わりにハウスの端から端に一人が引っ張って一人が引っかからない用に手伝います。

(3) 端まで行ったらアームになっている天辺にずらし、センターで紐で適当に一時的に固定します。

(4) センターから左右に下に均等になるよう張っていきます。

(5) 後はパッカー(パイプを挟むもの)でビニールとパイプを固定。


ネットを張る

(1) ハウスの前と後ろをパイプの上からパッカーで固定し、ネットを張る。

(2) ネットが短いので紐を使い、ネット同士で編み地面まで下げる。

(3) 側面は、ビニールの張った上からパッカーを使い固定。

(4) ハウス全体がネットで覆われれば完了。

※この間スズメなど入ってくるとなかなか出れなくなる。