サクランボがおいしく食べられるのは収穫してから2~3日。

さくらんぼの本当に一番美味しい食べ方は、朝5~6時くらいに朝採りし、冷蔵庫に入れるのではなく、気温10度くらいの場所に常温保存します。

ざるなど、通気性の良い入れ物にさくらんぼを入れ替え、その上に濡れタオルをかけて、さくらんぼの水分蒸発を防ぎます。

お昼頃までには食べ切ってしまうのが、一番美味しい食べ方です!


けれども、こうした食べ方は、さくらんぼ農家でないと難しいですよね(^_^;)
本当の美味しい食べ方はさくらんぼ農家の特権かもしれません。


そこまでいかなくとも皆様は!?


すぐ食べたいあなたへ:

食べる分だけ冷水にさっと通して冷やすと美味しく食べられます。
もっと冷やした方が好きな方はその後、冷蔵庫に10分くらい入れてからお召し上がりください。

さくらんぼが到着したら:

さくらんぼ箱のふたを取り、新聞紙を1枚かけ涼しく・風通し良い場所に置いてください。
食べる際は、食べる分だけ冷水にさっと通して冷やすと美味しく食べられます。
そのような場所がない方は、新聞紙1枚巻いて冷蔵庫入れてなるべくその日のうちに食べましょう。
長時間冷蔵庫に入れていくと甘味が薄れてくるので要注意!長くとも1晩ほど。
さくらんぼは暑さ・寒さの急激な温度変化に弱い、デリケートな果物。保存に適しているのは10℃くらい。
冷蔵室は約3~5℃。野菜室はでも約5~7℃。野菜室でも長時間保存はさくらんぼは低過ぎます。
さくらんぼは冷蔵庫の入れぱなしが嫌いです。食べる分だけ直前に冷やすと美味しく食べられます。
冷蔵庫に入れる際はさくらんぼ箱に新聞紙1枚巻いて入れて下さい。
冷蔵庫にさくらんぼを入れ過ぎると、水分(うまみ)が蒸発して時間が置くごとにさくらんぼが乾燥します。
また、さくらんぼの味わいを左右する酸味も下がってしまい、味が淡泊になり旨みが劣って感じられます。



さくらんぼの洗い方

ボウルに水を張り、ざるに入れたさくらんぼをざるごとゆらし洗いするだけでOKです。
あまり水をつけすぎると旨みが失われるので、注意!



配送での注意

さくらんぼは急激な温度差に弱い果物です。だからこそ、配送方法にも気を配ってあげることが大切。

果物だし、配送はクール便!と思いがちですが、クール便でさくらんぼを発送した場合、冷風の吹き出し口近くにあるさくらんぼは、冷えすぎて傷んでしまったり、クール便のトラックから外に出されたとたん、外の暑さとのギャップで痛みが生じることも少なくないのです。

また、必ず配送指定日には家を留守にしないようにしましょう。
取り置きされている間に、せっかくの鮮度がどんどん落ちてしまいます。



【豆知識】

さくらんぼ狩りは気温が高くなる前に行きましょう!

さくらんぼは温度変化に弱い、デリケートな果物です。
また収穫時の温度でも鮮度(日持ち)が異なります。

沼尻農園の収穫は4:00~8:30の朝採り。
さくらんぼの果肉が硬いうちに収穫することによって鮮度が保てます。
例えば14:00一番暖かい時期に収穫した場合はその日しか持ちません。

どうしても暖かい時にさくらんぼ狩りした場合はその日中に食べてください。
さくらんぼ狩りに行く際は営業開始時間(8時や9時等)からを強くお勧めします。